「人生は自由研究」日本とハワイの医療を学ぶ ナースのブログ(Kimie Kameda)

ハワイ島でLomi lomi(ハワイ伝統医療)を学び7年目になります。手を使い身体を観察する様々な術を学び、その技は看護でもあると気づきました。ハワイでの学びを生かし病院の外にある看護師のお仕事(セラピスト、教育、教育旅行の帯同)に挑戦し人生丸ごと自由研究中です。

【ハワイ島】人生は自由研究②ナース➕αで生きる

今週のお題「わたしの自由研究」

「ナース➕αで生きる」

6年前

人として
とても大切な事に気づかされる
人生の岐路とも言える

Lomi lomi(ロミロミ)と

人生の師である
デェーン カオヘラニシルバ
との出会いがありました。



◯Lomi lomiとはハワイの伝統医療であり
ハワイアンが今も受け継ぎ伝えている
地域の医療の1つです。(ハワイ出身のオバマ元大統領も受けていました)

マッサージがその技術と広まっていますが
その思想は奥深く
全人的(身体、心、社会、スピリチュアル)なケアであると
私は強く感じています。

そして
医療の教育者でもあった師(通称:クムさん)は、伝統医療Lomilomiが
医学的根拠に基づいた方法である事を
自らの施術経験とデータをもとに
伝え続けています。

私は
6年間学び続けて今なお
学ぶほど に医学的なLomi lomiの宇宙は広がり
Lomi lomiの奥底にある解は見えず
この学問ともいえる Lomilomiへの関心が尽きません。



時は6年前
師長と呼ばれ
社会的役割を果たそうと
朝も昼も夜も
働いていました。

ある日
患者さんを前にして笑えていない自分に気づき
イデアを失い
思考停止という病い(*≧艸≦)に襲われて


退職を決意しました。


退職して3日後
ワイ島
Lomilomiのワークショップに参加した私は


一瞬にして
何者でもない自分になりました。

と、
感じました。
(おそらく現場を離れる未練だと思います)

ワークショップでは
もちろん
上手くマッサージできません。
周りを見渡すと
仲間は経験があるのか
とっても上手く感じます。


看護師として
ベテランというわれる年齢の私でしたが
何ものでもない自分と向き合うことから
ハワイ生活が始まりました。

まさかの
➖α
と感じるハワイ生活の始まりでしたが

ワイ島という土地で
思い切り深呼吸できるようになって
思い切り遊んで学び


帰国しました。




そんな私は
Lomi lomiと看護を融合する方法を
約6年考え続けて

現在
ナースのお仕事として
レディースクリニック内のサロンで
Lomi lomiを提供させていただいています。

医療の現場でもあるサロンでは

残りの人生を
どう過ごしたいのか

とても深い部分で
クライアントさんと関わる時間を持つことができます。

ゆっくり深呼吸できる身体に整えて
ゆっくり思いや希望をお聞きして
眠ったり
沈黙もあり

全てゆっくりゆっくり時が進みます。

時間をかけて
笑うことや心地よい感情が回復します。




現在の私は
人として大切な感情と思考が回復しました。

地球の裏側のどなたかの為に
日々の痛みで生活に支障をきたす方へ
身体を整え元気に過ごしたい方へ

Lomi lomiを行いたと心から思います。

そして
Lomi lomiのアイデアが毎日浮かびます♡

ナース➕α
の付加価値が
私という存在になりました。



今週から
ワイ島です。

初心に返って
キャンサー Lomilomi
(がん患者さんへのロミロミ)
を受講予定です。